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診療部 ー 耳鼻咽喉科

治療について

中耳炎などについて

耳が痛い

1歳~4,5歳の幼少時の場合

急性中耳炎、外耳炎などが考えられます。特に1歳前後の幼児は耳の痛みは自分で訴えられません。発熱、不機嫌のみの症状のことがあります。鼻かぜなどの症状があるときは、早めに耳鼻咽喉科を受診してください。

大人の場合

外耳炎、耳管狭窄などが考えられます。例えば耳垢があるままプールや海に行って外耳炎を起こすことあります。風邪を引いていたり、鼻炎があるときに飛行機など気圧の変化の激しいところに行くと耳が痛くなるときもあります。耳管が狭窄していることが原因のことがあり、ひどくなると滲出性中耳炎といって耳の奥の中耳に滲出液が溜まり聞こえにくくなります。

聞こえにくい

慢性中耳炎

鼓膜に穴が開いていたりすることが多く、中には手術で聞こえがよくなる場合もあります。一度耳鼻科医に相談してみて下さい。

急性中耳炎

前述したように子供の耳漏のなかでは多い病気です。中耳炎といっても案外ばかに出来ないもので、乳幼児の場合髄膜炎や激しい炎症の引き金になることがあるので注意してください。

花粉症、慢性副鼻腔炎などについて

鼻がつまる、鼻水や黄色い鼻がでる

アレルギー性鼻炎

ハウスダストやダニなどに鼻の粘膜が過敏に反応して鼻がつまって、鼻水があふれ、くしゃみがとまらないようになります。いろいろな治療法がありますので、あきらめずに耳鼻科医の相談してみて下さい。花粉症もアレルギー性鼻炎の一種で季節の変わり目に飛ぶスギ・ヒノキ・その他色々な花粉が原因となります。

慢性副鼻腔炎

昔で言う蓄膿です。頭が慢性的に重苦しい、のどに痰が引っかかる、いつも黄色い鼻がでる、などの症状です。仕事や勉強に集中できなくなったりすることもあります。

内耳に問題がある場合

めまい・耳鳴り

メニエール病、前庭神経炎、内耳炎など耳が原因のこともありますが、中枢性(頭の中に何か原因がある)こともあり、めまいの原因は多岐にわたります。耳鼻科だけでなく、脳神経外科、整形外科、内科の診療が必要なこともあります。

首のしこり

首のしこりは、リンパ腺の腫れ、腫瘍、などのことがあり、単に脂肪の塊と決め付けてはいけません。痛くないからと言って安心できず、むしろ痛くない場合のほうが色々な疾患が潜んでいることが多いです。

声がかれる

声帯に病変があることが多いです。病変といっても、単に炎症で腫れているだけのこともありますし、ポリープが出来ている場合や、腫瘍が出来ている場合もあります。