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診療部 ― 整形外科

骨粗鬆症の治療

骨粗鬆症の治療

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、骨が弱ってしまい骨折しやすくなっている状態を指します。女性では、50歳前後の閉経後からそのリスクが高くなると言われています。骨がもろいので、転倒するだけで脚の付け根の骨が折れたり(大腿骨近位部骨折)、ひどい人では座っているだけでも背骨が折れたりします(腰椎圧迫骨折)。骨粗鬆症が重症になると、骨折を繰り返してしまい、寝たきりになる可能性が高くなります。そうならないように、骨粗鬆症に関する検査(骨密度検査や血液検査)と治療(食事、運動、日光浴、飲み薬や注射)が大切です。

当院では、DXA(Dual-energy X-ray aborptiometry)法という精度の高い骨密度査を採用しております。血液検査を含めて、患者さまに合った治療法を提案しています。

また、当院は「大阪骨粗鬆症検診を考える会」に参加しています。検診や治療の提案を広く受け付けております。健康診断で骨密度が低下していると言われた方や、親に腰椎圧迫骨折の既往がある方、骨折を繰り返しているが特に治療を受けられていない方は、当科を受診いただき、骨粗鬆症検査を受けられることをお勧めします。

外部リンク
大阪骨粗鬆症検診を考える会