人工関節ナビゲーション

 当院では、より安全に、より正確な手術を実現するため、人工関節置換術に「ナビゲーションシステム」を導入しています。

方針イメージ

人工関節手術とは

30年以上の歴史があり、現在の整形外科手術の中で最も効果のある手術法の一つです。

変形性膝関節症」や「変形性股関節症」に対する現在の手術の中で最も効果のある手術法の一つです。
その効果は、現在ある関節の痛みの軽減と日常生活に必要な関節機能の回復です。悪いところの骨を取り除き、しっかりした合金のかぶせをし、プラスチック製の人工軟骨を入れる手術です。

関節センター長 鄭 克真

ナビゲーションシステムを用いた人工関節手術

 人工関節の正確な設置が人工関節の寿命を最大限にします。当院では「ナビゲーションシステム」を導入し、人工関節の手術をより安全に、より正確に行っています。

 このシステムは、車のカーナビと同様の原理が用いられています。
 赤外線を使用して、手術の器具が現在どの位置にあり,計画通りに手術をするためにはどの方向へどの程度移動すればよいかという計算をコンピュータが行い,画面に表示するものです。

 医師は、人工関節を設置する位置や角度をその確認しながら、見た目のみでは分からないレベルまで正確に手術することが可能となりました。当院の実績では、従来の5倍以上の正確性を実現しています。高い精度の手術が可能となるコンピューター支援手術システムです。
 また,術者が変わっても精度が担保されることも大きなメリットです。

 

人工関節手術治療の流れについて

  • 外来
     手術日を決定し、術前検査(血液検査や心電図検査など)を行い、利用できる行政サービスの案内や、入院に必要な物などの説明をさせて頂きます。
  • 入院
     手術前日の入院して頂きます。術前説明を行います。
    手術翌日より痛み止めを使いながら離床して頂き、術後のリハビリが開始となります。
  • 術後のリハビリ
     術後、約2~4週間、入院リハビリを受けて頂き、十分に歩けるようになってからご退院頂きます。
     術後の痛みはリハビリの妨げとなり,回復に支障をきたすことから,当科では術中~術後の疼痛管理を徹底的に行っています。
     患者様には疼痛管理について事前に詳しく説明し,できるだけ安心してもらえるように努めています。
     疼痛管理をしっかり行うことで,術後すぐからのリハビリが可能となり,多くの方が術後2~ 3日目には歩行器を用いて歩行訓練を実施しています。
  • 退院後
     退院後は通院リハビリを受けて頂きます。
    受けて頂く期間は患者様の状態い応じて異なります。
    定期的な人工関節術後検診を受けて下さい。

患者さまに安全と安心を

「ナビゲーションシステム」を用いた「より安全な」治療の提供、さらに「低侵襲手術(小さなキズ)」、手術後は最新の除痛方法を行うことで、患者さまが「より安心に」手術治療を受けられるように努めています。

患者様の希望に合わせて迅速な対応を心掛けています

 患者様が求めているものは個人個人で大きく異なりますので,必ずしも手術を勧めるのではなく,家族構成や生活環境,職業,趣味,家に階段はあるか,買い物はどうしているかなどの背景を細かく丁寧に聞き取り,患者さん本人が希望する生活スタイルに応じた治療法を提案することを大切にしています。

人工関節術後患者会

 2013年より、当科で人工関節置換術を受けた方を対象とした患者会を発足しました。
患者会では年に2回、会合を開き,患者さん同士の交流や情報交換,医療者の講演などを行っております。また、2016年より患者会でバス旅行などのレクリエーションを始めました。患者様には痛みなく歩けるようになったことを実感して頂いたり、不安軽減のために患者会の充実に力を入れていきたいと考えています。


千船病院 健歩の会ロゴ 2016年 秋 バス旅行(六甲山)

2017年 春 バス旅行(淡路島)

関節痛でお悩みの方は、当院整形外科をご受診下さい。

社会医療法人 愛仁会 千船病院

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